これから建てるべき家とその理由

100年後と言われると、遠い未来なのでピンとこないかもしれませんが、最悪のシナリオをたどった場合、

  • 世界の平均気温が現在より3.7℃上昇
  • 海面が上昇
  • 地域的な食糧危機が発生
  • 多くの種が絶滅

などが予想されています。

そして、日本個別だと、

  • 4℃程度気温が上昇
  • 熱帯性の伝染病が蔓延
  • 果樹の生産地域が変わる
  • 現在の自然や文化を維持するのが不可能

だと言われています。

このような予測を受けて、現在、世界の各国が協調し、地球温暖化対策を行っているのですが、もちろん、家づくりにおいてもそれ相応の対策をすべきです。

おはようございます。

シンプルノートつくばスタジオの櫻井です。

さて、今回は、温室効果ガス(二酸化炭素)を出来るだけ出さないようにするためには、どのような家づくりをすべきなのか?について考えていきたいと思います。

断熱性能を高める

二酸化炭素の排出を抑えるために、国が全ての住宅会社に標準化を求めていることは、断熱性能を高めることです。

断熱性能を高くすれば、その分外気の影響を受けにくくなり、冷暖房の使用を減らすことが出来るからです。

そして、これを大前提とした上で、弊社が推奨している考え方が、

出来るだけ家を小さくする

ということです。

家の面積を小さくすることが出来れば、それに連動して体積も減り、冷暖房ロスを減らすことが出来るからです。

とはいえ、家を小さくしたことで、使いやすさや住みやすさを損ねてしまったらダメなので、いらないところだけを削らなければいけません。

例えば「廊下」です。

ただ通るだけのスペースだし、廊下があることで空気を遮断してしまうからです。

また、土地にゆとりがあるのに2階建てを建てるのも、廊下が多く出来る原因となるので、敷地にゆとりがあるなら、基本的に平屋にすべきです。

そして、これに加えて、部屋の広さや部屋の数なども最小化すべきです。寝室や子供部屋の広さや、客間として使う部屋などですね。

窓と壁のバランス

さらに、窓の数も出来るだけ減らすべきです。

単純に、窓は断熱材が入った壁よりも、断熱性能が低いからです。

窓が減り、逆に壁が増えれば、その分、耐震性も高くなるというメリットもあるし、収納に至っては窓が減って壁が増えた方が、より多くの棚を設置することが出来ますからね。

もちろん窓の数を減らしたことによって、家の中が暗くなってしまったのでは、全く意味がないので、そうならない工夫も必要なんですけどね。

太陽光発電を設置する

太陽光発電を設置し、自家発電によって電気をまかなうこともこれからは必要不可欠です。

電気の大半は、最も二酸化炭素を排出する火力発電によってつくられているからです。

そして、太陽光パネルも、出来るだけ多く載せることを推奨しています。

最近は、太陽光発電を初期費用ゼロで設置することも出来るし、10年後は電気代が上がっている可能性が高いため、電気を買わないようにすることが、経済的なメリットにつながるからです。

それゆえ、こういった理由からも、よりたくさんのパネルを設置することが出来る平屋をオススメしているというわけなんですよね。

いかがですか?

地球温暖化と聞くと、他人事のように感じてしまうのですが、前回お伝えさせていただいたように、これが台風の発生頻度や風速、異常気象などの原因となっているため、安全に暮らしていくことが出来る未来をつくるためには、1人1人がこの対策をしなくてはいけません。

そんなこんなで、環境に配慮した家づくりをすれば、それが結果的に、より経済的で快適な住まいへの後押しとなるので、ぜひ、脱炭素も意識しながら住まいづくりをしてもらえたらと思います。

それでは、、、
本年も残すところあとわずかとなりました。
お体に気をつけて、良いお年をお迎えください。

次の記事

家の原理原則