コストをかけるところとかけないところ

資金計画の結果、家にかけられる予算が2000万円以下となった場合、「平屋」を建てることをオススメします。

2000万円以下の予算では、平屋を建てるにせよ、2階建てを建てるにせよ、それほど大きな家には出来ないし、であれば、平屋の方が住みやすく、維持費もかかりにくいからです。

また、土地に占める家の割合が2階建てよりも多いため、外構工事の費用も抑えられるからです。

さらに、平屋を建てるからといってそのために広い土地を買う必要もないため、土地の予算が高くなることもありません。

そして、広さとしては2階建て同様に、50坪〜60坪もあれば充分なのですが、とはいえ、この広さの土地で平屋を建てるためには、光やプライバシーを確保するための工夫をしなければいけません。

近隣に家が建ち並ぶ密集地の場合、隣との距離が近いため、近隣の建物に光を遮断されやすく、家の中が暗くなってしまいやすいし、プライバシーが筒抜けになってしまうからです。

平屋のコストをかけるべきところ

家を明るく保つためには、家の中に安定的に光を届けてやらないといけません。

そして、そのためには、カーテンをなくさないといけません。

また、直射日光を入れたい場所は、カーテンをなくすことに加え、近隣の建物から充分な距離をとらなくてはいけません。

この2点が、どんな場所でも、平屋を建てる場合に必要なことなのですが、この2点が実現出来れば、同時にプライバシーの確保も出来るものの、その分、どうしてもコストはかかってしまいます。

とはいえ、このコストは、住みやすさの確保のためには、絶対に必要なコストであり、省くことはありえないので、これを理由に、家の予算が上がってしまわないように、別のところでコストの調整をしていきます。

平屋であることのメリットを活かす

では、どのようにしてコストを省いていけばいいのでしょうか?

その答えは、2階建てではなく、平屋であることの中に隠されています。

全てがワンフロアであるということの中に、です。

例えば、一般的な2階建ての場合、1階にリビングダイニングキッチンしかないと不便なため、客間や子供のプレイルームを兼ねた部屋をつくることが多いのですが、平屋になると、これがいらなくなります。

子供部屋が1階にあれば、子供部屋を客間と兼ねて使いやすいからです。

家に泊まるのは親御さんだけだし、それも子供が小さいうちだけで、子供たちが小さいうちは、あなたと一緒に寝ていて、その部屋が空いているからです。

仮に、これだけで150万円〜200万円ほどコストを圧縮出来るとしたらいかがでしょうか?

このような要素を幾つかピックアップし、その中で、いる・いらない、を判断することで、コストの調整を行っていけば、決して平屋が高くなることはありません。

というわけなので、2000万円以下で家を建てなければいけないという方は、ぜひ今回の記事を参考にしていただければと思います。